整骨院の広告規制を理解しよう!正しい広告運用のポイント

最終更新日:2024年7月9日

クリニックマーケティング代表・山本 亮介

執筆者

クリニックマーケティング代表

山本 亮介(やまもと りょうすけ)

横浜国立大学卒業後、靴磨きとファイナンシャルプランナーとしての事業を経て、プルデンシャル生命保険で2年間営業を経験。広告代理店を経たのち、大手メディア事業会社の2つの事業のメディア責任者として事業を見ながらインハウス広告運用担当として従事。デジタルマーケティング、メディアプランニング、SEO、広告運用の専門知識を使い、事業成長をサポートいたします。

整骨院・接骨院の広告規制を理解しよう!正しい広告運用のポイント

広告規制の概要

整骨院や接骨院には、法律によってさまざまな広告規制が設けられています。
その背景には、国民の健康を守るという観点から、
過剰な広告や消費者を誤解させるような宣伝を防ぐための意図があります。
具体的には、国民の健康被害を防ぎ、医療費の適正化を図ることを目的としています。

近年、医療費の高騰や健康への関心の高まりから、医療機関に対する広告規制はますます厳格化しています。
特に、整骨院や接骨院は、医師法で定められた医師の業務と一部重複する施術を行うため、広告規制の対象となりやすく、注意が必要です。

特定の法律に基づく規制

整骨院・接骨院の広告規制は、主に次の法律に基づいています。

*景品表示法:優良誤認や誇大広告を防ぐための法律です。
整骨院の広告では、効果効能を過剰に表現したり、根拠のない効果をうたったりすることは禁止されています。
例えば、特定の症状に効果があることを断定的に表現したり、短期間で劇的な効果が得られると宣伝したりすることは、法律違反となる可能性があります。
効果を表現する際には、科学的根拠に基づいた説明が必要です。

*薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律):医療広告に関する規制を定めています。
整骨院の広告では、医療行為を連想させる表現や、薬事法上の承認を得ていない効能効果をうたうことは禁止されています。
例えば、特定の病気の治療効果をうたったり、薬事法上の承認を得ていない医療機器を宣伝したりすることは、法律違反となります。

*医療法:医療機関の広告に関する規制を定めています。
整骨院の広告では、医師法で定められた医師の業務に該当する行為を宣伝したり、医療機関と誤認されるような表現を使用したりすることは禁止されています。
例えば、医師の診断や治療行為を宣伝したり、病院や診療所と誤認されるような名称やロゴを使用したりすることは、法律違反となります。

これらの法律に違反すると、罰金や行政処分を受ける可能性があります。

違反した場合の罰則

広告規制に違反した場合、以下の様な罰則が科される可能性があります。

*営業停止:一定期間、営業活動を停止させられます。
* 罰金:法律によって定められた金額の罰金を支払わなければなりません。
*行政処分:業務改善命令や警告など、行政機関から処分を受けることがあります。

これらの罰則以外にも、消費者からの苦情やクレーム、社会的信用失墜などのリスクも考えられます。
適切な広告運用を心がけ、法律違反にならないよう注意が必要です。

近年、消費者庁や厚生労働省は、医療広告に関する監視を強化しており、違反行為に対する罰則も厳格化しています。
そのため、整骨院・接骨院は、広告規制に関する最新の情報を入手し、常に最新の法律に基づいた広告運用を行うように心がける必要があります。

整骨院で行える広告の種類

許可されている広告のタイプ

整骨院では、主に以下の情報を広告することができます。

*治療内容:施術内容、得意な症状、施術方法などを具体的に説明することができます。
例えば、「肩こり、腰痛、膝痛などの痛み改善」「骨盤矯正」「スポーツ障害の治療」など、具体的な施術内容を明記することができます。

*所在地:院の住所、電話番号、アクセス方法などを明記する必要があります。
分かりやすく、正確な情報を掲載することが重要です。

*営業時間:診療時間、休診日などを明確に示す必要があります。
患者が来院しやすいように、分かりやすい時間表示をすることが大切です。

*料金:保険適用外の自費施術の料金を明記することができます。
料金表を分かりやすく表示し、患者が料金を事前に確認できるようにすることが重要です。

*スタッフ紹介:施術を行うスタッフの経歴や資格などを紹介することができます。
患者が安心して施術を受けられるように、スタッフの顔写真やプロフィールなどを掲載すると良いでしょう。

*院内設備:施術に使用する機器や設備などを紹介することができます。
最新の機器や設備を導入している場合は、積極的に紹介することで、患者へのアピールポイントになります。

ただし、これらの情報であっても、法律に違反するような表現や誤解を招くような表現は使用できません。

誇大広告の禁止

整骨院の広告では、効果効能を過剰に表現したり、根拠のない効果をうたったりすることは禁止されています。
例えば、特定の症状に効果があることを断定的に表現したり、短期間で劇的な効果が得られると宣伝したりすることは、法律違反となる可能性があります。
効果を表現する際には、科学的根拠に基づいた説明が必要です。
また、個人の感想や体験談を根拠に効果を主張することも、法律違反となる可能性があります。

効果効能に関する表現は、消費者庁が定める「景品表示法に基づく表示に関するガイドライン」などを参考に、慎重に検討する必要があります。

比較広告の注意点

他の治療院と比較して優れていることを示す広告は、ケースによっては規制の対象となる場合があります。
例えば、競合他社の名前を挙げて、自院の施術が優れていると主張したり、他院の施術を否定するような表現を使用したりすることは、法律違反となる可能性があります。
比較広告を行う際には、客観的な根拠に基づいた表現を使用し、他院を誹謗中傷しないように注意が必要です。

比較広告を行う場合は、消費者庁が定める「景品表示法に基づく表示に関するガイドライン」などを参考に、慎重に検討する必要があります。

ホームページでの広告制限

オンライン広告の監視強化

近年、インターネットの普及に伴い、ホームページやSNSでの宣伝活動が盛んになっています。
しかし、オンライン広告においても、従来の広告規制と同様に、誇大広告や不適切な表現には注意が必要です。
特に、医療広告に関する規制は厳格化しており、ホームページやSNSでの広告についても、法律違反となる可能性があります。

近年、消費者庁は、インターネット上の医療広告に対する監視を強化しており、違反行為に対する取り締まりも厳格化しています。
そのため、整骨院・接骨院は、ホームページやSNSでの広告についても、法律を遵守した内容にする必要があります。

適切な情報掲載

ホームページでは、治療内容や費用に関する正確で具体的な情報を提供することが重要です。
例えば、施術内容、料金、施術時間、予約方法などを分かりやすく説明する必要があります。
また、患者が安心して施術を受けられるよう、院の理念やスタッフ紹介なども掲載すると良いでしょう。

ホームページに掲載する情報は、患者が理解しやすいように、分かりやすく簡潔に記述することが重要です。
また、誤解を招くような表現や、根拠のない情報は掲載しないように注意が必要です。

訪問治療に関する情報

訪問マッサージなどの広告も規制の対象です。
訪問範囲、料金、予約方法などを明確に示す必要があります。
また、訪問治療を行う場合は、事前に患者に十分な説明を行い、同意を得ることが重要です。

訪問治療を行う場合は、患者が安心して施術を受けられるように、安全対策やプライバシー保護に関する情報も掲載すると良いでしょう。

チラシ広告の注意点

デザインと内容の規制

チラシに記載できる内容やデザインにも規制があります。
特に、効果を誇張したり、根拠のない効果をうたったりすることは避けなければなりません。
また、医療行為を連想させるような表現や、薬事法上の承認を得ていない効能効果をうたうことも禁止されています。

チラシのデザインは、患者に分かりやすく、興味を引くようなデザインにすることが重要です。
しかし、過度に派手なデザインや、医療行為を連想させるようなデザインは避けるべきです。

料金表示のポイント

チラシに記載できる料金は、保険適用外の自費施術の料金のみです。
保険施術の料金を記載することは法律で禁止されています。
また、料金表示は分かりやすく、誤解のないように記載する必要があります。

料金表示は、患者が分かりやすく、誤解のないように記載することが重要です。
例えば、施術内容別の料金、コース別の料金などを明記すると良いでしょう。

法的に問題のない表現を使用

チラシには法的に問題のない表現を使用し、誤解を招かないよう注意が必要です。
例えば、特定の症状に効果があることを断定的に表現したり、短期間で劇的な効果が得られると宣伝したりすることは、法律違反となる可能性があります。
また、医療行為を連想させるような表現や、薬事法上の承認を得ていない効能効果をうたうことも禁止されています。

チラシに記載する情報は、正確で分かりやすく、患者が安心して施術を受けられるような内容にすることが重要です。

広告運用の効果測定

目標設定と効果測定

広告運用においては、初めに明確な目標を設定し、定期的に成果を測定することが重要です。
例えば、新規顧客獲得数、ホームページへのアクセス数、電話問い合わせ件数などを目標に設定することができます。
目標を設定することで、広告運用の効果を客観的に評価することができます。

目標設定は、広告運用の成功に不可欠です。
目標を達成するために、どのような戦略で広告を展開していくのか、具体的な計画を立てる必要があります。

費用対効果の分析

広告運用の効果を最大化するためには、費用対効果を常に意識し、適切に予算を配分することが求められます。
例えば、広告費、人件費、印刷費などを分析し、費用対効果の高い広告方法を検討する必要があります。

費用対効果を分析することで、広告費の無駄遣いを防ぎ、より効果的な広告運用を実現することができます。

改善策の検討

効果測定の結果を元に、広告内容や運用方法を継続的に改善していくことが求められます。
例えば、広告媒体、広告文、ターゲット層などを変更することで、より効果的な広告運用を実現することができます。

広告運用は、常に改善を続けることが重要です。
効果測定の結果を分析し、改善策を検討することで、より効果的な広告運用を実現することができます。

まとめ

整骨院や接骨院の広告規制について理解することは、適切な広告運用を行うために非常に重要です。
法令を遵守しつつ、効果的な広告戦略を立てることで、患者に信頼され、安心して施術を受けてもらえる環境を提供することができます。
広告規制に関する最新の情報を入手し、常に最新の法律に基づいた広告運用を行うように心がけましょう。

整骨院・接骨院は、患者との信頼関係を築き、質の高い施術を提供することが重要です。
そのため、広告規制を遵守し、倫理的な広告運用を行うことが求められます。

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